【読み聞かせ】おしゃべりなたまごやき(王さまシリーズ2)《寺村輝夫(著)・和歌山静子(絵)》

※【読み聞かせ】・・・息子(小1)に読み聞かせた本の紹介です。

目次

総合レビュー

内容
穏やか
ドキドキ
読み進めやすさ
スラスラ
ちょい難
本の長さ(体感)
短め
長め

本の内容・あらすじ

だれにもないしょのはずの王さまのひみつを、にわとりがたまごの中にかくして…。うそはばれてしまうものです。楽しいお話9つ。
 
収録作品
おしゃべりなたまごやき
木の上にベッド
なんでもほしいほしがりや
パクパクとバタバタ
ニセモノばんざい
わすれたわすれんぼ
いいことないしょで
一つぶころりチョコレート
王さま動物園

引用元:理論社ウェブサイト「おしゃべりなたまごやき」

感想

子どものときにこのシリーズ読んだよな〜というぼんやりした記憶から購入してみました。

そして読み聞かせてみて、「え、こんな話だっけ?」ってちょっとビックリしました(笑)

主人公の『王さま』が本当、横柄というか横暴なんですよね。
勉強とかさぼってばっかだし、好き嫌いはするし、気に入らないことがあるとすぐ「ろうやに入れるぞ!」とか言うし…

たまに王さまがワガママすぎて、「ちょっとこれこのまま読み聞かせちゃって大丈夫か?」なんて心配にもなってきちゃったりして…

でも読んでて不思議なのは、周りにいる大臣やお医者さんやコックさんたちにとって王さまは「愛らしい存在」なのかな?っていうことをジワジワと感じるんですよね。

「言うことを聞かないと牢屋に入れるぞ!」なんて言われながらも『ハイハイ、わかりましたよ』みたいなかんじでみんな意外と素直に言うこと聞いてるところがほっこり(?)です。
(親目線だとたまに「ちょっと王さま野放しにしちゃだめでしょ」とかも思いますが…笑)

息子は「一つぶころりチョコレート」が好きだったようで、「もう一回読んで!」と何度かせがまれました。

収録されているどの話も、話の展開が大人の読む本ではあり得ないかんじで、読み聞かせてるこっちも「へ?は?」みたいになるので、よく本を読む子はもちろん1人でも読めるし、読み聞かせしても親子で楽しめる内容だと思います。

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